ENGAGE✖️UJA 留学のすゝめ
免疫アレルギー研究の次世代に向けて
イベント情報
開催日
11/13 (日)
開催時間
8:20〜9:50
会場
2022/11/13(日)
8:20〜9:50
沖縄コンベンションセンター第8会場
/zoomによるハイブリッド開催
ENGAGE-TF×UJA
留学のすゝめ2022
@JSPACI-APAPARI Joint Congress
国のアレルギー疾患対策基本法および基本的指針に基づき策定された免疫アレルギー疾患研究10か年戦略では, 「国際的な研究者を育成し、かつ、こうした人材育成の基盤を国内に構築する」ため、「若手研究者を中心としたチームを学会の枠を超えて形成」し、「国際学会におけるシンポジウム等を開催して、人的交流の促進を図る」とされています。上記を目的として, 関連7学会からの推薦メンバーによって立ち上がったENGAGEタスクフォースは、WAO/JSAの共同開催という類稀な機会を最大限に活用し、留学に向けた新たな試みを企画しました。
海外日本人研究者ネットワーク (United Japanese researchers Around the world, UJA) が2013年に行ったアンケートでは、多くの研究者は海外留学への興味を持っているものの、留学への不安とリスクを感じていることが明らかとなっています。この不安とリスクの正体は、留学への情報不足が大きな要因と考えられます。活きた情報は、体験者の生の声が最も効力を持つことは、人類が誕生してから、我々のDNAに刻まれたトレートですが、身近に必ずしも留学経験者がいる訳ではありません。
そこで、UJAは2012年から海外で活躍する日本人研究者の方々と、海外での成功の秘訣や世界のサイエンスの現状の生の声を伝える場として「留学のすゝめ」を継続開催してきました。今回, UJAのノウハウと家族とともに研究を推進するケイロン・イニシアチブの協力と, 特定の領域にとどまらない本タスクフォースメンバーの多様性を組み合わせることで、免疫アレルギー領域の若手研究者のアンメットニーズの解決策を提供することを目指します。
具体的には、免疫アレルギー領域における様々なキャリアステージの留学経験者の体験談を通して、日本人研究者のメタ認知能力の向上を図り、個々人の研究留学の効用を最大化するための議論を行います。現在海外で活躍する日本人研究者の幅広い参加を呼びかけることで、ネットワーキングの強化という観点でも重要な機会を提供できればと考えています。
プログラム一覧
<8:20>
●Opening Remarks
佐藤さくら(ENGAGE-TF/国立病院機構相模原病院臨床研究センター)
●ENGAGE-TFの取り組み紹介
森田英明(ENGAGE-TF/国立成育医療研究センター)
<8:27>
●留学生の生の声を聞く
座長:貝沼圭吾(ENGAGE-TF/国立病院機構三重病院)/二村昌樹(ENGAGE-TF/国立病院機構名古屋医療センター)
演者:
1. 松永真由美 (Mayo Clinic)
2. 溜雅人 (Washington University School of Medicine)
3. 正田哲雄 (Cincinnati Childrens Hospital Medical Center)
4. 岡田玲緒奈 (National Institutes of Health (NIH))
<8:55>
●コロナ禍の留学のすすめ
倉島洋介(ENGAGE-TF/千葉大学大学院医学研究院イノベーション医学)
<9:10>
●留学をより良いものにするために
本間耕平(海外日本人研究者ネットワーク (UJA)理事/慶應義塾大学眼科)
<9:25>
●Q&Aセッション
司会:足立剛也(ENGAGE-TF委員長/UJA代表理事/慶應義塾大学皮膚科/京都府立医大)
<9:45>
●Closing Remarks
足立剛也(ENGAGE-TF/UJA/慶應義塾大学皮膚科/京都府立医大)
スピーカー・座長・オーガナイザー紹介
ENGAGE-TF/国立病院機構相模原病院臨床研究センター
ENGAGE-TF/国立成育医療研究センター
ENGAGE-TF/国立病院機構三重病院
ENGAGE-TF/国立病院機構名古屋医療センター
Mayo Clinic
Washington University School of Medicine
Cincinnati Childrens Hospital Medical Center
National Institutes of Health (NIH)
ENGAGE-TF/千葉大学大学院医学研究院イノベーション医学
海外日本人研究者ネットワーク (UJA)理事/慶應義塾大学眼科
ENGAGE-TF委員長/UJA代表理事/慶應義塾大学皮膚科
免疫アレルギー疾患
研究10か年戦略
次世代タスクフォース ENGAGE*について
*Empowering Next Generation Allergist/immunologist toward Global Excellence Task Force toward 2030
" 免疫アレルギー疾患の未来にイノベーションを"
アレルギー疾患対策基本法 (平成26年) 及びアレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針 (平成29年) に基づき、厚生労働省が「免疫アレルギー疾患研究10か年戦略 (10か年研究戦略)」を策定しました。
特に戦略2(4) 免疫アレルギー研究における国際連携、人材育成に関する基盤構築研究、においては「(抜粋) 将来を担う若手研究者国際舞台で活躍する場は限られ、かつ、基礎研究、臨床研究の分野共に、研究者を志す若手が少なくなっている。今後、国際 競争力を高めるためには、国際的な研究者を育成し、かつ、こうした人材育成の基盤を国内に構築することが必要となる。(中略) 重要な研究課題に関する若手研究者を中心としたチームを学会の枠を超えて形成し、課題解決を図ることも必要である。」とされています。
免疫アレルギー疾患研究10か年戦略次世代タスクフォース (ENGAGE-TF toward 2030*) は、関連する7学会からの推薦メンバーによって構成され、戦略2 (4) を含めた10か年研究戦略を推進するため、産官学民連携に基づく多様な視点から活動を進めていきます。
「信頼の見える化」によって、
「研究者のウェルビーイング」を育み、
すべての日本人研究者が安心して、
国際的に活躍するサイエンスの未来を創る
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